行政書士試験に合格したとき私はこう過ごした

行政書士試験に合格したとき私はこう過ごした

今回は、これから行政書士試験を受ける受験生の皆様へ、試験前日と当日に実践した私の体験に基づくアドバイスをご紹介します。私が試験に合格するまでの経緯、前日の過ごし方、そして試験当日の心構えと行動について、皆様の一助となればと思い筆を取りました。

1.私の合格までの経緯

私が行政書士試験に合格するまで、実は4回の挑戦が必要でした。最初の受験は、ほとんど勉強することなく、翌年の合格に向けての見学受験でした。。その後、2回目と3回目は本腰を入れて真剣に取り組みましたが結果は不合格。そして、4度目の受験でようやく合格の喜びを得ることができました。私は、この4回目の挑戦が最後になると心に決めていましたので、合格できたときの喜びは格別でした。

2.前日はどう過ごしたか

試験前日は、当日の本番と同じような流れで過ごしました。もちろん、仕事は休みを取り、起床時間や食事の内容まで、試験当日と同じスケジュールを意識しました。試験開始時刻の13時に合わせて市販の模擬試験を行い、その模擬試験試験終了後は2時間の長時間ウォーキングで体を疲れさせ、その後の夕食は消化の良いうどんを食べました。翌日の行政書士本試験が気になって眠れないことを心配し、夜は映画を観て試験の緊張から意識を逸らしリラックスした時間を過ごしました。

3.本試験の当日

(1)会場に到着まで

本試験当日は7:00ごろの起床だったのですが、しっかり熟睡できたので爽快な朝を迎えることができました。朝から軽くウォーキングをし、時間配分の作戦を確認すると同時に、これまでの努力を振り返り自信を高めました。「今日は必ず合格する日だ!」とブツブツつぶやくながら歩いていたことを覚えています。それから、事前に決めていた洋服に着替えて、再度持ち物を確認しました。ちなみに本試験会場に行く際の服装ですが、いつも着慣れたジャージのようなラフな服装をお勧めします。会場へは11時ごろに到着するように出発し、受験生で混雑する前に落ち着く時間を持ちました。

(2)会場では

試験会場へ入る前の時間、他の受験生が最終確認をしている中、私は教材は一切見ないで自分で立てた時間配分の計画と試験中のマイルールの確認を徹底して行い、問題へのアプローチ方法を頭に叩き込みました。
。そして、試験中にお腹が鳴ると恥ずかしくて集中できないので3つほどおにぎりを食べ、更には集中力を維持するために5枚もの板チョコを頬張りました。

(3)試験中

合格した年の本試験の3時間は、ほとんど記憶にありませんというのが正直なところです。それだけ集中していたのでしょうね。ただ、自分で決めた試験対策のためのルールと時間配分だけは徹底的に意識した3時間でした。試験が終了してからは、呆然としていて、会場の外に出てからも1時間近く座り込み、呆然とするほどの疲労感がありましたが、それも全力を出し切った証拠だと感じています。

まとめ

いかがでしたか?この記事では、私が行政書士試験に合格した年の前日と当日の過ごし方を紹介しました。現在行政書士試験の受験生の方々もそれぞれの過ごし方を決めていることでしょう。これに関しては「これが最適」と断言することはできませんが、もしアドバイスを一つだけするとしたら、「十分な睡眠を取ること」をお勧めします。他の記事でも述べていますが、睡眠は合格への重要な鍵とも言えるほど、非常に重要です。一年間どれだけ努力してきたとしても、前日にしっかりと睡眠を取れていなければ、不合格になる可能性も否めません。本試験当日の朝は、爽快な朝を迎えてください。

長い勉強期間、多くの挑戦を経て、試験の日には、皆さんがこれまでに蓄えた知識と経験を存分に発揮できることを願っています。どうか、試験前日と当日には、自分を信じて、自分らしい戦略で臨んでください。そして、合格の喜びを手に入れられるよう、心から応援しています。

皆さんの合格を信じて、行政書士の長井でした。